Webライターはオワコンか|現役が2026年6月の実績で正直に答えます

Webライター オワコン

「Webライターはオワコン」「これからはAIに仕事を奪われる」。SNSを開くと、そんな言葉が毎日のように流れてきます。これから始めようとしている方も、すでに活動していて思うように稼げていない方も、不安になって当然だと思います。

先に私の現在地だけお伝えします。少なくとも私は、2026年6月の時点でも現役で案件を回せています。とはいえ「だから安心してください」と楽観だけを語るつもりはありません。受けづらくなったと感じる場面も正直にあります。

この記事では、現役店主としてブログを書きながらクライアントワークも続けている私が、感覚論ではなく日付の入った実績と、確認できた一次データだけを使って、Webライターがオワコンなのかどうかに答えます。脅さず、煽らず、等身大の現在地をお話しします。

目次

Webライターが「オワコン」と言われる理由を整理します

まずは敵の正体をはっきりさせます。「オワコン」という言葉だけが独り歩きしていますが、語られている理由を分解すると、だいたい次の3つに集約されます。曖昧なまま不安だけ膨らませても仕方がないので、ひとつずつ見ていきます。

  • 文章生成AIが記事を書けるようになった
  • ライターの数が増えて飽和し、単価が下がっている
  • AI検索の普及で、そもそもサイトへの流入が減り始めている
なかしま

私も最初にこの3つを並べられたときは、正直「うわ、全部当たってるな」と思いました。でも当たっているからこそ、ちゃんと中身を見たほうがいいんですよね。

AIが記事を書けるようになった

いちばん大きな衝撃は、やはり文章生成AIの台頭です。ChatGPTをはじめとするツールが普及して、簡単なまとめ記事やニュースの要約、手順の解説といった文章は、AIがかなりの精度で書けるようになりました。いわゆる「まとめ記事」だけを量産していた仕事は、確実にAIへ置き換わりつつあります

ここは認めるしかありません。ネット上の情報を集めて整えるだけのライティングは、AIがもっとも得意とする領域だからです。人間ならではの価値を乗せられないと、「それAIでよくない?」と言われてしまう時代に入りました。

ただ、これは「ライターという職業がまるごと消える」という話とは違います。あくまで仕事の一部、それも誰でもできる入口の部分が直撃されている、という整理が正確です。

ライターの飽和と単価の下落

次に語られるのが、飽和と単価の問題です。Webライターは特別な資格が要らず、パソコン1台で始められる副業として人気が高まりました。参入のハードルが低いぶん、初心者が一気に増えて、低単価の案件に応募が殺到する構図が生まれています。

実際、文字単価1円未満の案件に人が集まりすぎて、買い叩かれてしまう状況は珍しくありません。始めたばかりの方が「思ったより稼げない」と感じる原因の多くは、この入口の混雑にあります。

このあたりの「稼げない」と感じてしまう本当の構造については、稼げないと感じる本当の原因について別の記事で掘り下げているので、合わせて読んでみてください。飽和しているのは「入口」であって、市場全体ではないという点が見えてくるはずです。

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ゼロクリックでサイト流入そのものが減っている

3つ目は、最近とくに無視できなくなってきた変化です。AI検索の広がりによる「ゼロクリック」という現象です。

これまでの検索は、キーワードを入れて、表示されたサイトをクリックして読みに行くものでした。ところが Google の AI Overview や ChatGPT のような検索AIが普及したことで、ユーザーは検索結果やAIの回答だけで答えを得てしまい、そもそもサイトをクリックしなくなるケースが増えています。これがゼロクリックです。

数字でも兆候が見えています。Hakuhodo DY ONE の次世代検索研究所piONEerが2026年3月に発表した「AI検索白書2026」(2025年11月の独自調査)によると、調査対象者のうちサイトに遷移せず検索を終える「ゼロクリックサーチ」に該当すると自覚している人は23.9%、およそ4人に1人にのぼりました。検索したのにサイトへ来ない、という流れが現実に始まっているということです。

これがライターにどう関係するのか。クライアントのサイトに人が来なくなれば、当然PVは落ちます。PVが落ちれば、記事への投資も慎重になります。つまりゼロクリックは、回り回ってライターの発注量にも影響しうる、土台の地殻変動なのです。AI検索時代に書き手として何を意識すべきかは案件で増えているAIO対応のリライトの中身でも触れています。

なかしま

ここまで読むと「やっぱりオワコンじゃん」と思いますよね。私も整理しながらそう感じました。でも、ここからが本題です。

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それでもオワコンではないと考える理由を、直近の実績でお答えします

理由を3つ並べておいて何ですが、私はWebライターがオワコンだとは考えていません。精神論ではなく、手元にある直近の客観的な実績がそう言わせてくれます。

2026年6月、現役の私はランキング上位を取れています

いちばん伝えたい事実から書きます。2026年6月の第4週、私はクラウドワークスで総合14位・ライター部門4位を獲得しました。これは「私の感覚」ではなく、プラットフォーム側が自動で集計して表示している、検証可能な順位です。

クラウドワークスは、上位に入ると「SNSで自慢しましょう」と表示してくれます。つまり公開を前提とした実績です。誰かに自己申告で「私は稼いでいます」と言っているのではなく、システムが算出した数字として残っているわけです。

「オワコンなのか?」という問いに対して、私が出せる答えはシンプルです。少なくとも、2026年6月という今この瞬間に、ひとりの現役ライターがランキング上位に名前を載せている。総合14位・ライター部門4位(2026年6月第4週)という事実が、まず目の前にあります。

項目内容
時点2026年6月 第4週
総合ランキング14位
ライター部門4位
性質プラットフォームが自動集計・公開前提の順位
現役店主の現場メモ

正直に書きます。タイムラインで「Webライターはオワコン」という投稿が流れてきたとき、私も一瞬だけ手が止まりました。月40本ほど案件を回している身でも、ふと「この先も大丈夫だろうか」と不安がよぎる瞬間はあるんです。

ところがちょうどその同じ週、クラウドワークスから「ランキング上位に入りました」という通知が届きました。総合14位、ライター部門4位。自分でも少し驚きました。不安になっていた相手が、淡々と数字を返してきたわけです。

そこで思い直しました。数字は嘘をつきません。雰囲気や誰かの強い言葉に飲まれて「オワコンらしい」と語る前に、まず自分の現在地を数字で確かめる。それからでも遅くないな、と。この記事は、その確かめた現在地をそのままお伝えしています。

市場そのものは縮小していません

「あなたが上位なだけでは?」という声もあると思います。なので、個人の実績だけでなく市場のデータも添えておきます。

ライターが関わるネット広告の市場は、縮んでいません。むしろ伸びています。電通が2026年3月に発表した「2025年 日本の広告費」によると、**インターネット広告媒体費は3兆3,093億円(前年比111.8%)**と二桁成長を続けています。土台となる市場が二桁で伸びている領域で、「仕事がまるごと消える」とは考えにくいというのが私の見方です。

ただし注意も必要です。市場が伸びているからといって、全員が等しく潤うわけではありません。伸びている市場の恩恵を受ける人と、入口の混雑から抜け出せない人に分かれていく。これがいま起きていることだと思います。市場は伸びている、しかし二極化している。この両方を同時に見ておくのが誠実な現状認識です。

  • 市場全体(ネット広告媒体費)は二桁成長で拡大している
  • 一方で恩恵は均等には配られず、二極化が進んでいる
  • 「市場縮小=オワコン」という単純な図式は、データと合わない

ただし、私は楽観もしていません

ここまで「オワコンではない」側の話をしてきました。けれど、片側に振り切って「だから大丈夫、今がチャンス」とだけ言うのは、私のスタンスではありません。等身大の現在地には、不安なほうの実感も含まれます。

新規の案件は、以前より受けづらくなってきた体感があります

正直に書きます。ランキング上位を取れている一方で、新規の案件は以前より少し受けづらくなってきた体感もあります(ただし、これは私が現在は積極的に営業をかけていないからとも言えます)

ここはあえて断定しません。「市場が冷えたから受注が減った」と結論づけるのは簡単ですが、私の場合、新規の営業活動をほとんどしていないという事情があります。継続のクライアントワークで手一杯になっていて、自分から新しい案件を取りに行っていない。だとすれば、受けづらさの原因を全部「オワコン化」に押し付けるのは、フェアではありません。

だから私はこう言うにとどめます。受けづらさを感じる場面はある。けれど、それが市場のせいなのか自分の動き方のせいなのかは、切り分けて見たほうがいい、と。

仕事が「消えた」のではなく、中身が変わりました

もうひとつの実感は、仕事の質的な変化です。純粋に文章をゼロから書くだけの依頼は、確かに減りました。代わりに増えたのが、「書く」から「AIO対応・ファクトチェック」へと比重が移った仕事です。

具体的には、AIに引用されやすい形へ既存記事を整えるリライト、AIが書いた下書きの事実確認、一次情報を取りに行って裏を取る作業。月40本ほどの現場で実際に増えているのは、こうした仕事です。文章を生み出す部分はAIと分担しつつ、人間が責任を持って整える・確かめる工程に価値が移ってきました。

つまり、仕事がなくなったわけではありません。求められる中身が入れ替わったのです。ここに気づかず「昔ながらの執筆だけ」を続けていると、「仕事が減った=オワコン」と感じてしまう。そういう構造だと思います。

なかしま

「書く仕事」から「整える・確かめる仕事」へ。最初は戸惑いましたが、慣れると現場を知っている人間ほど強い領域なんですよね。ここは次の章でお話しします。

AI時代に生き残るWebライターの条件

では、入れ替わった「中身」のなかで、どんなライターが残っていくのか。競合の記事でも語られている定番もありますが、現役で案件を回している立場から、実感を込めて3つに絞ります。

一次情報と専門性を持つ

AIがもっとも苦手とするのが、実際に体験した人、現場を知っている人だけが書ける一次情報です。ネット上のどこにも載っていない、自分の手と足で得た情報。これはAIには再現できません。

私自身、飲食店を経営する現場とライティングを掛け合わせることで、この強みを実証してきました。原価の動き方、現場の段取り、お客さんの反応。こうした生の情報は、検索しても出てこないからこそ価値になります。あなたにも必ず、あなたにしか書けない現場があるはずです。本業でも趣味でも構いません。「特化」できる分野を一つ持つことが、何より効きます。

AIを敵ではなく道具として使いこなす

「AIに奪われる」と身構えるのではなく、AIを使って生産性を上げ、AIO対応まで引き受ける側に回る。これが2つ目の条件です。

私の場合、ツールを工程ごとに使い分けることで、こなせる本数が以前よりかなり増えました。構成はこのAI、初稿の叩きはこのAI、ファクトチェックは自分の目で、というふうに役割を分けています。どのツールをどの工程で使うかは複数のAIを工程で使い分けるワークフローで詳しく整理しているので、興味があれば覗いてみてください。AIに置き換えられるか、AIを動かす側になるか。ここが大きな分岐点です。

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能動的に動けるディレクター視点を持つ

3つ目は、受け身で待つのではなく、自分から提案できる姿勢です。私はディレクターとして発注する側にも回りますが、継続したいと思うライターには共通点があります。

  • 連絡がきちんと取れる
  • 納期を必ず守る
  • 納品時に「ここはこうした方がいいのでは」と能動的に確認・提案してくれる

指示を待つだけの人は、正直AIと競合します。でも、こちらの意図をくみ取って先回りで提案してくれる人は、代替が効きません。発注する側が継続を決めるときに何を見ているのかは、継続を決める側が見ているポイントでさらに詳しくまとめています。

なかしま

一次情報・AI活用・提案力。この3つはどれも「現場を持っている人」が有利なんです。だからこそ、もう一つ大事な視点があります。受注だけに頼らない、という話です。

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受注だけに頼らない|自社メディアを育てる視点

最後に、いちばん前向きな提案をさせてください。ゼロクリックの話を思い出してください。検索からサイトへの流入が読みにくくなり、クライアントの発注も不確実性を増していく。そんな時代に、受注(クライアントワーク)だけを収入の柱にしておくのは、少し心もとないと私は感じています。

そこで効いてくるのが、ライター自身が自分のメディア=ブログという資産を育てることです。あなたが書いた記事が、あなた自身のサイトに積み上がっていきます。受注がいったん細っても、自分のメディアがあれば収入の経路を分散できます。これはAI検索時代における、立派なリスク分散です。

私はまさに、このブログを自分のメディアとして育てている当事者です。だから断言できます。受注収入と自分のメディア、この両輪を回すことが、これからのライターを強くします。片方が揺れても、もう片方が支えてくれるからです。

自分のメディアをゼロからどう立ち上げ、どう収益につなげていくかは、収益ゼロから自分のブログを育てる設計図にまとめてあります。「オワコンかどうか」で消耗するより、自分の資産を一つ持つほうが、よほど建設的だと思います。

なかしま

受注で「今」を回しながら、ブログで「未来」を積む。欲張りに見えますが、これが私の出した答えです。

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まとめ|現在地を数字で確かめてから、次の一手を

長くなりましたので、私の現在地を整理してしめくくります。

  • オワコンではありません。2026年6月第4週、私はクラウドワークスで総合14位・ライター部門4位を取れています。市場(ネット広告媒体費)も二桁成長で拡大しています。
  • ただし楽観もしていません。新規案件は受けづらく感じる場面もあります(営業量の問題もありますが)。
  • 仕事の中身は変わりました。純粋な執筆から、AIO対応・ファクトチェック・一次情報へと比重が移っています。
  • 受注だけに頼らず、自社メディアも育てる。これがAI検索時代のリスク分散になります。

不安で検索してこられた方を、脅すつもりも焦らせるつもりもありません。「オワコンらしい」という雰囲気に飲まれる前に、まずはご自身の現在地を、数字で一度確かめてみてください。そのうえで、一次情報を磨く・AIを道具にする・自分のメディアを持つ。できる一手から始めれば、この時代はまだまだ戦えます。少なくとも私は、現役でそう実感しています。

AIを「道具」にする最初の一歩を踏み出したい方へ

ここまで読んで、「AIを敵じゃなく道具にする側に回りたい」と感じた方もいるかもしれません。

私も最初は、AIに何をどう指示すればいいか分からず、薄い文章ばかりが返ってきて遠回りしました。そこから抜け出せたのは、構成・執筆・リライトまで自分用のプロンプトを一式そろえたときです。AIO対応のリライトや一次情報の整理も、土台のプロンプトがあるとぐっと速くなりました。

その実戦プロンプトを「最強のSEOプロンプト26選」としてnoteにまとめています。今すぐ急ぐ必要はありません。ただ、もし「中身が変わった仕事」に自分から寄せていきたいと思ったら、そのときの引き出しの一つとして覗いてみてください。

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この記事を書いた人

東北の片田舎でラーメン店を営みながら、副業のAIライターで月商80万円。クラウドワークス週間ランキング2位。借金2000万円から逆転中。

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