ブログのジャンルの決め方|「稼げるか」で選ぶと続かない理由を2回失敗した私が解説

ブログ ジャンル 決め方

「ブログを始めたいのに、ジャンルが決められない」 画面の前で、もう何日もそこから動けていませんか。

検索すれば「稼げるジャンルを選ぼう」「単価の高い分野がおすすめ」という記事が並びます。でも、その通りに選んでみても、なぜか手が止まる。書き始めても続かない。あるいは決めた後でさえ「本当にこれでよかったのか」と不安が消えない。

先に結論を言います。ジャンルは「稼げるか」で選ぶと続きません。選ぶべき基準は「続けられるか」です。そして続けられるジャンルを選んだ人が、結果として稼げるようになります。

私自身、この順番を間違えて2回ブログを失敗させました。高単価という言葉に飛びついて、プログラミングスクールと仮想通貨のブログを立ち上げ、どちらも書き続けられずに終わっています。今こうしてSEOをテーマに書き続けられているのは、稼げるからではなく、続けられる理由があったからです。

この記事では、私の失敗をそのまま材料にして、ジャンルを「続けられるか」で決めるための3つの問いをお伝えします。

目次

ブログのジャンルの決め方で最初に捨てるべき基準|「稼げるか」から入ると続かない

ジャンル選びの記事を10本読めば、9本が「稼げるジャンルを選ぼう」から始まります。私が見た競合記事も、ほぼすべてが収益性・単価・案件数を選定基準のトップに置いていました。

でも、その入口こそが初心者を挫折させる最大の原因です。最初に捨てるべきは、この「稼げるか」という基準そのものだと考えています。

なぜ「稼げるジャンル」から選ぶと挫折するのか

結論から言えば、稼げるジャンルは「自分が書き続けられるジャンル」とは限らないからです。

理由はシンプルで、高単価のジャンルほど、興味も知識も強みもない領域である可能性が高いからです。報酬が高いジャンルは、それだけ専門性が求められたり、企業の広告予算が大きかったりします。そこに「単価が高いから」という理由だけで参入すると、語れることが何もない状態で記事を量産しなければなりません。

ブログは1記事や2記事では結果が出ません。最低でも数十記事、半年から1年は書き続ける必要があります。そのあいだ、興味のないテーマを調べ、書き、また調べる作業に耐えられるか。「稼げるから」という動機だけでは、この継続のハードルを越えられないのです。

「続けられるか」を基準に置き換える

そこで私が提案するのは、選定基準を「稼げるか」から「続けられるか」へ置き換えることです。

続けられるかどうかは、3つの要素で決まると考えています。具体的には次のとおりです。

  • 強み:人より少し多くやってきた経験があるか
  • 原体験:自分が一度でも救われた、夢中になった領域か
  • 語りたさ:その分野について、誰かに伝えたい気持ちがあるか

この3つがそろっていれば、記事を書く手は止まりません。逆にどれも欠けていれば、どれだけ単価が高くても挫折します。

注意してほしいのは、需要や収益を完全に無視するわけではない点です。需要は大事ですが、それは選定基準の入口ではなく、続けられる土台を確認したあとに設計するものです。順番を間違えないことが、何より重要になります。

ブログのジャンルを「稼げるか」で選んで2回失敗した話|プログラミングと仮想通貨

ここまでが理屈です。でも、理屈だけなら誰でも言えます。私がこの結論にたどり着いたのは、実際に身銭と時間を使って2回失敗したからでした。

今のライター厨房を始める前、私は2つのブログを立ち上げて、どちらも続かずに手放しています。

高単価という言葉に飛びついた結果

最初に作ったのは、プログラミングスクールを紹介するアフィリエイトブログでした。理由はただ一つ、「単価が高い」と聞いたからです。次に手を出したのが仮想通貨のブログ。これも「これから伸びる」「報酬が大きい」という言葉に動かされてのことでした。

どちらも、当時の私には語れる強みも原体験もありませんでした。プログラミングスクールに通った経験もなければ、仮想通貨で大きく動かした体験もない。あるのは「稼げるらしい」という情報だけです。

結果は想像どおりでした。記事を書こうとしても、他のサイトに書いてあることを言い換えるだけ。自分の言葉が一つも出てこない。読者に与えられる価値が、どこにもなかったのです。

【現役店主の失敗談】

深夜の厨房で、閉店後にパソコンを開く。「プログラミングスクール おすすめ」で検索して、上位サイトの内容を自分なりに書き直す。その繰り返しでした。

単価1万円超えの案件が並ぶASPの画面を見て、「これを月に何件か成約させれば」とそろばんを弾いていたあの頃。正直に言えば、楽して稼げる近道を探していたんだと思います。

でも10記事も書かないうちに、手が止まりました。書くことが、ただただ苦痛だった。自分が何も知らない分野について、知ったふりをして書く。あれほど続かない作業はありません。気づけば2つのブログとも、更新が止まっていました。

あのとき身銭を切って学んだのは、「単価で選んだジャンルは、自分を続けさせてくれない」という一点です。今になって、この失敗に感謝しています。

この2回の失敗で、私はようやく理解しました。稼げるかどうかは、続けられなければ意味がない。続ける燃料は、単価ではなく自分の中にある、ということを。

ブログのジャンルの決め方は3つの問いで決まる|続く順に並べる

競合記事は「ジャンル選びのポイント5選」「7つの基準」といった横並びのチェックリストを示します。でも、基準を5個も7個も覚えるより、順番に3つ自問するほうがずっと早く決まります。

大事なのは、この3つには優先順位があるということです。上から順に自問してください。

問い①自分が語りたいか|続けられるジャンルの正体

最初の問いは「自分が語りたいテーマか」です。これが3つの中で最優先になります。

理由は、これまで述べたとおり、続けられなければブログは何も生まないからです。そして「語りたい」という気持ちは、たいてい「原体験」とセットになっています。何かに救われた、夢中になった、悔しい思いをした。そういう体験があるテーマは、調べなくても書きたいことが湧いてきます。

私の場合、それがSEOでした。借金2,000万円を抱えて、ラーメン店を営みながら何とか抜け出そうともがいていたとき、副業として始めたSEOライティングに救われたのです。

なかしま

大げさじゃなく、SEOが無かったら今ごろ本当にやばかったと思います。だからこの分野のことは、いくらでも書ける。救われた話は、いつまでも語れるんですよ。

「自分が一度でも救われた領域は何か」。まずこの問いに答えてみてください。それがあなたの続けられるジャンルの正体です。

問い②人よりメリットを出せるか|強みの棚卸し

2番目の問いは「読者に、自分だから出せる価値があるか」です。語りたいだけでは独りよがりになります。読者にメリットを届けられて初めて、ブログは読まれます。

ここで多くの初心者が「自分には強みなんてない」と止まります。でも、強みは資格や肩書きである必要はありません。「人より少し多くやってきた経験」で十分です。

私の場合の強みは、月に40本前後こなしているクライアントワークのSEO記事執筆でした。毎月大量に書き、AIを使った量産にも対応してきた。その現場で得た実務知識を、これから始める人に共有したい。この「知識を共有したい」という動機が、強みと語りたさを同時に満たしてくれました。

なかしま

「資格がないから書けない」って思ってる人、めちゃくちゃ多いです。でも読者が知りたいのは資格じゃなくて、実際にやった人の生の話なんですよね。

あなたが人より少し多くやってきたことは何か。料理でも子育てでも、前職の経験でもいい。棚卸ししてみてください。

問い③需要があるか|①②の後で設計するもの

3番目の問いが「需要があるか」です。ここで初めて、稼げるかどうかの話が出てきます。

ポイントは、需要は最初の選定基準ではなく、①②を満たしたあとに設計するものだという点です。語りたくて、強みもあるテーマが見つかったら、そこに需要があるかを確認し、なければ角度を変えて需要のある切り口に寄せていく。この順番なら、続けられるテーマを保ったまま読まれる設計ができます。

需要の確認は難しくありません。整理すると次のとおりです。

  • キーワードに検索ボリュームがあるか(ラッコキーワードなどで確認)
  • 検索結果の上位に、個人ブログが入り込む余地があるか
  • 読者の悩みが具体的に存在するか

なお、収益化やアフィリエイトの設計を本格的に詰めたい方は、ブログの収益化の記事で別途くわしく解説しています。ジャンルが決まったあとの収益の組み立て方は、そちらを参考にしてください。

あわせて読みたい
ブログの収益化、プロライターがブログ立ち上げ後「種まきの今」を全公開する 「ブログの収益化って、結局どうやるんだろう」 そう思って検索したあなたが見つけたのは、月収100万円の実績ページや、「もう稼ぎ終わった人」が振り返る成功談ばかり...

ブログのジャンルが決まらないときの考え方|雑記で逃げる前に

ここまで読んでも「やっぱり決まらない」という方もいるはずです。競合記事の多くは、ここで「決まらないなら雑記ブログで始めよう」と勧めます。

でも、私はこの逃げ道に一言だけ返したいことがあります。雑記が悪いのではありません。問題は「逃げ」として雑記を選ぶと、結局また続かなくなることです。

雑記が悪いのではなく「逃げの雑記」が続かない

雑記ブログそのものは、立派な選択肢です。複数のテーマを扱いながら、反応のいいジャンルに絞っていく戦略は十分に機能します。

問題なのは、選びきれない不安から逃げるために雑記を選ぶケースです。この場合、結局どのテーマにも本気になれず、語りたいことも強みも宙ぶらりんのまま。最初に挫折した2つのブログと同じ末路をたどります。

雑記から始めるなら「いずれ反応を見て特化に寄せる」という前提で選ぶ。逃げではなく戦略として選ぶ。この違いがとても大きいのです。なお、書き続けること自体に不安がある方は、ブログが続かないときの対処法もあわせて読んでみてください。

あわせて読みたい
ブログが続かない人へ|本業の合間に3年続けた現役店主が伝える続け方 「ブログ、また今週も更新できなかった……」 パソコンの前で開きかけた管理画面を、そっと閉じる。気づけば前回の投稿から2週間。最初は毎日書くつもりだったのに、いつ...

雑記で逃げる前に「救われた領域」を思い出す

決まらないときにやってほしいのは、雑記に逃げる前の一手間です。それは「自分が一度でも救われた、夢中になった領域」を思い出すことです。

人は誰でも、何かに助けられた経験を持っています。ダイエットで体が変わった、転職で人生が好転した、ある趣味に心底のめり込んだ。そういう原体験のある領域は、調べなくても語れることがあるはずです。

私にとってのSEOがそうだったように、あなたにも必ず一つはあります。紙に「これまで自分を救ってくれたもの」を5個書き出してみてください。その中に、続けられるジャンルの種が眠っています。決められないのは選択肢が多すぎるからではなく、自分の原体験を棚卸しできていないだけ、というケースがほとんどです。

ブログのジャンルを決めた後にやること|種まきフェーズの設計

ジャンルが決まったら、ここからが本番です。決めた瞬間に稼げるわけではなく、ここから記事を積み上げる「種まきフェーズ」が始まります。

私自身、今のブログはまだ開設して1〜2ヶ月の収益ゼロ。同じスタートラインに立つ一人として、決めた後の動線を整理しておきます。

まず記事を書き、アクセスの土台を作る

最初にやるべきは、とにかく記事を書くことです。10本、20本と書きためないと、検索エンジンはあなたのブログを評価してくれません。

ここで効いてくるのが、続けられるジャンルを選んだ恩恵です。語りたいテーマなら、ネタは尽きにくく、調べる作業も苦になりません。アクセスがゼロの時期を越えるための具体的なやり方は、アクセスの増やし方で手順を解説しています。

あわせて読みたい
ブログのアクセスが増えないのは異常じゃない|効く順番と育つ時間の話 「記事を書いているのに、アクセスがまったく増えない」 「これで本当に合っているのか、自分のやり方が間違っているんじゃないか」 ブログを始めて数週間。Search Cons...

書く手が止まりそうになったときの対策も用意しておくと安心です。書くことが見つからなくなる悩みには、ネタ切れの防ぎ方が役立ちます。続けられるジャンルを選んでいれば、こうした壁も越えやすくなります。

あわせて読みたい
ブログのネタ切れは「探すから」起きる|枯れない仕組みの作り方 「また書くことが思いつかない……」 管理画面を開いたまま、カーソルだけが点滅している。気づけば30分。指は一度もキーボードに触れていない。 そんな朝を、あなたも過...

種まきフェーズで折れないための心構え

種まきフェーズで多くの人が折れるのは、結果が出るまでの時間に耐えられないからです。

正直に言えば、私のブログもまだアクセスはフラットで、Search Consoleの数字も大きくは動いていません。それでも書き続けられているのは、SEOという「救われた領域」を選んだからです。具体的には次のことを意識しています。

  • 結果ではなく、更新を続けられた事実を評価する
  • 数字が動かない時期こそ、ジャンル選びの正しさが試されると考える
  • 「続けられている」こと自体を、最初の小さな成功と捉える

稼げるジャンルを選んでいたら、私はこの無風の時期にとっくに折れていたはずです。続けられるジャンルだからこそ、種まきの時間を耐えられます。

まとめ|ジャンルは「続けられるか」で選べば、結果として稼げる

ブログのジャンルの決め方を、3つの問いに絞ってお伝えしてきました。最後にもう一度、順番ごと整理します。

  • 問い①自分が語りたいか:原体験のある、救われた領域を最優先で選ぶ
  • 問い②人よりメリットを出せるか:資格でなく「人より少し多くやった経験」を棚卸しする
  • 問い③需要があるか:①②を満たしたあとに設計する。最初の基準にはしない

この順番が、すべてです。競合が口をそろえて勧める「稼げるジャンルを選ぼう」は、初心者にとってはむしろ挫折への近道でした。私が高単価を狙って2回失敗したのが、何よりの証拠です。

稼げるかで選ぶと続きません。続けられるかで選ぶと、結果として稼げます。ジャンルを決める燃料は、単価表の数字ではなく、あなた自身の原体験の中にあります。

ジャンル選びの前に、ブログ運営の全体像をつかんでおきたい方は、ブログの始め方もあわせて読んでみてください。

あわせて読みたい
【2026年版】SEOブログの始め方|AIで月商80万ライターが今ゼロから立ち上げ中 「SEOブログを始めたいのに、何から手をつければいいか分からない」 パソコンの前で固まったまま、もう何時間も経っていませんか? 私も同じでした。クラウドワークスで...

ジャンルが決まったら、次は実際に書く道具です。私が現場で毎月40本以上の記事を書くなかで磨き上げてきたものがあります。

「ジャンルは決まったけど、いざ書こうとすると手が止まる」 「AIに任せても、薄い文章しか出てこない」 始めたばかりの頃の私も、まったく同じ場所にいました。借金2,000万円を抱え、文字単価0.5円の案件を深夜の厨房でこなしていたあの頃です。

その状態から抜け出せたのは、AIに渡す指示を再現性のあるテンプレートに体系化できたからでした。構成案づくりから本文執筆、タイトル生成まで、26個のプロンプトにまとめたら、執筆スピードは何倍にもなりました。

そのプロンプト集を、コピペで使える形でnoteにまとめています。

  • これからブログを書き続けたい初心者の方
  • AIライティングを本気で武器にしたい方
  • 続けられるジャンルを決めて、いよいよ書き始める方

ジャンルが決まった今が、道具をそろえるタイミングです。急ぐ必要はありませんが、書き始める前に一度のぞいてみてください。

👉 最強のSEOプロンプト26選をnoteで見る


なかしま|現役飲食店主×AIライター

岩手でラーメン店を営みながら、副業のAIライターで月商80万円を達成。 クラウドワークス週間ランキング2位。借金2,000万円から逆転中の 現役店主が、AIで時短しながら高品質なSEO記事を書く方法を発信しています。

👉 プロフィール詳細を見る

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

東北の片田舎でラーメン店を営みながら、副業のAIライターで月商80万円。クラウドワークス週間ランキング2位。借金2000万円から逆転中。

目次